韓国語の表現

韓国語の終結語尾表現・하게体

韓国映画やドラマを見ていると、登場人物が様々な語尾で話していることに気づきますね。その中の一つに하게体と呼ばれている語尾表現がありますが、文法をよく知らない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、하게体について学習しましょう。

하게

하게体は地位や年齢が高い人が、自分より目下の人や親しい関係の相手に対し、尊重しながら話すときに使います。

例えば、先生が学生に語るときや、舅姑から婿に話すとき、また中年男性の友人同士で会話するときなどに用いられますが、主に男性が使う言葉です。

このとき相手のことを「자네」や「여보게」などと呼ぶことがよくあります。

平叙文

平叙文の現在形は해요体では「~아/어요」を使いますね。

しかし、하게体の動詞では「~네」を使います。

形容詞では語幹の最後にパッチムがあれば「~으네」の形をとることもありますが、現在では「~네」を付けるのが一般的です。

名詞ではパッチムがあれば「~이네」、パッチムが無ければ「~네」を付けます。

また、過去形は語幹に「~았/었네」を付けて作ります。

語幹の最後の母音がの場合は「~았네」、以外の場合は「~었네」を付けますが、「する」を意味する「하다」は「했네」になります。

では、会話の例文を見てみましょう。

학생:교수님, 지난주에도 미국 다녀오신 거예요?

学生:先生、先週もアメリカ行ってこられたんですか?

교수:그렇지. 이번에는 국제회의에 참여하고 왔네.

教授:そうだよ。今回は国際会議に参加してきたよ。

この例文では、「来る」という意味の「오다」を하게体にしてみました。

오다」は語幹の母音がですので、「」に「~았네」をくっつけて「오았네」となるはずですが、が合体し、に変化して、最終的には「왔네」になります。

意志や推測の表現は해요体では「~(으)ㄹ 거예요」になりますが、하게体では「~(으)ㄹ 걸세」や「~(으)ㄹ 거네」です。

下記の例文では「できる」「成る」の意味を持つ「되다」を하게体「될 걸세」にしました。

되다」の語幹にはパッチムがないので「~을」ではなく「~ㄹ」を使用しました。

학생:문제 해결은 과연 될까요?

学生:問題解決は果たして可能でしょうか?

교수:곧 될 걸세. 뭘 그리 걱정하나?

教授:すぐにできるだろうさ。何がそんなに心配なんだい?

疑問文

疑問文は動詞の現在形では「~나?」もしくは「~는가?」という形になります。

形容詞では「~(으)ㄴ가?」、名詞では「~(이)ㄴ가?」を用います。

過去形では「~았/었는가?」となります。

교수:자네 대학생의 취업률이 얼마나 되는지 아는가?

教授:君、大学生の就職率がどのくらいなのか知っているか?

학생:죄송합니다. 잘 모르겠어요.

学生:申し訳ありません。よく知りません。

자네」は「君」または「お前」と訳せます。

また今回は「知る」や「わかる」といった意味の動詞「알다」に「~는가?」を付けてみました。

알다」は語幹の最後のパッチムがㄹですが、その後にが来たので、変則活用によってが脱落し「아는가?」になっています。

勧誘文

勧誘の表現は、합니다体では「~(으)ㅂ시다」という語尾になりますが、하게体では語幹に「~세」を付けることによって表します。

例えば下記にあるように「行く」の「가다」の語幹の後ろに「~세」を置いて「가세」となります。

민수:아직 밥 안 먹었으면 같이 가세.

まだご飯食べていないなら、一緒に行こうぜ。

상우:난 벌써 먹었네.

俺はもう食べたよ。

命令文

해요体で「~(으)세요」になる命令形は、하게体にするときには語幹に「~게」を付けます。

下の例文では、「食べる」という意味の「먹다」を하게体にしてみました。

장모:많이 먹게.

姑:たくさんお食べ。

사위:네!

婿:はい!

まとめ

いかがでしたか?これから韓流ドラマや映画を観る際には、하게体が使われているか、注意して聞いてみてくださいね。

今回の韓国語での表現は、覚えられましたか?(韓国語を150%活用するために)

口に出して何度も読んでみると、脳にしっかり染み込むから覚えられますよ。

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