外国でビジネスするためには、言葉の問題以外にも乗り越えないといけないことが多々あります。
韓国ではいったいどんな様子なのでしょうか?
レッスンの内容
韓国のビジネス語事情
韓国での「ビジネス会話」というと、どうやら「英語」がメインとなってきているようです。
これは、外資系企業に勤めている方はもちろん、グローバル化にともない、韓国国内でも英語は「文法」より「会話」を学ぶ機会が増えてきているようです。
しかし、韓国系企業に勤める外国人はもとより、韓国でビジネスしたい方などは、やはり「ビジネス韓国語」は必須ですよね。
そこで、韓国におけるビジネスについて少々ご紹介したいと思います。
韓国文化を尊重
やはり、まず覚えておかなければいけないのは、韓国の文化です。
今、日本で活躍している外国人をみてみると、日本の文化に馴染もうとしていることがうかがえます。
「why Japanese people」でおなじみの方も、疑問を持つから日本に関心がもてるという感覚なのではないでしょうか?
だからこそ自分の国とは違う文化を受け入れ、疑問にもち聞いてみるということは、とても重要なことなのです。
肌で感じるとは、まさにこのことではないでしょうか?
約束が重要
では、韓国文化といえば、「괜찮아 ケンチャナ精神(大丈夫・大丈夫)」「빨리빨리 パリパリ(早く・早く)」は、よく知られていると思います。
しかし、もう一つ重要なことは、「약속 約束」です。
大手企業同士なら契約書があります。
しかし何か個人で事業を始めようと思ったら、この部分が省略されてしまったり、はたまた詐欺にあってしまったりと、夢破れる方も少なくありません。
また、意思疎通がうまくできなかったら、契約どころか事業自体できなくなってしまうこともあり得るのです。
韓国文化と言語
そこで、やはりビジネスにおいては、「取引先の文化」そして「正しい言語」が大切となってくるのです。
もちろん、ビジネス以外で韓国語を学ばれている方も「文化」や「正しい言語」は必要です。
母国語でも振り返りながら、勉強する習慣をつけるといいのかもしれませんね。
ビジネス会話と日常会話
また、あまり「ビジネス韓国語」ばかり覚えていくと、日常会話では使わないような堅苦しい表現が多くなってしまいます。
「ビジネスはビジネス」「日常会話は日常会話」で楽しく覚えていくことがいいですね。
加えて、日常会話では、慣用句なども使ってみるといいでしょう。
ドラマで韓国語勉強
ドラマを見ていると字幕と覚えたことが違って書かれたりしていますが、字幕では文字制限があるため、いかにその場面にあうセリフにするかが問われるそうです。
ご存知の方も多いとは思いますが、ニュアンスやこんなときに使えるんだという感覚で覚えてみるのもいいですね。
聞き取って、後でわからない単語を調べることもできますので、勉強方法は工夫してみるといいでしょう。
ビジネス韓国語例
では、会議や取引先などで使われる「ビジネス韓国語」を見ていきましょう。
「~에 대해 간단히 설명 해 드리겠습니다」 ~に対し簡単にご説明いたします
「첫 번째 안건은 ~ 에 관한 것입니다」 まず最初の案件は~に関することです
「가격이 높은 것 같습니다」 価格が高いようです
「우리가 제공해 드릴 수 있는 최선 입니다」 私どもがご提示させていただけるのはここまでです(直訳:私どもがご提供させていただける最善です)
どうですか?韓国語の尊敬語は覚えておいて損はありません!楽しく勉強してみてくださいね。
会話
가:부장님 오늘 회의에서는 영어로 회화해야겠죠?
部長、今日の会議では英語で会話をしなければいけないですよね?
나:아니 그 회의에는 통역사가 온다고 하니까 영어를 하지 않아도 돼.
いいや、その会議には通訳が来るって言ってたから英語で話さなくてもいいよ
가:네 알겠습니다.
わかりました