今回は日本語の「かう」という表現が韓国語ではどのように表現されるかを見てみたいと思います。
レッスンの内容
一般的な買う
一般的な「買う」「사다」
一般的に「買う」に当たる韓国語は「사다」です。
ところで、「恨みを買う」や「反感を買う」という言い回しでも同じく「사다」という表現を使います。
「反感を買う」という表現は堅い表現ですので仲のいい人には使いません。会話の相手が目上の人の場合やニュース、新聞などで使われます。
では、その実際の例を見てみましょう。
例文1
희애:미애야, 우리 오늘 동대문 가서 옷 살까?
ヒエ:ミエちゃん、私達今日ドンデムン行って服買おうか?
미애:그러자, 나도 가을 옷 사야해.
ミエ:そうしよう。私も秋の服買わなきゃいけないの。
희애:가서 맛있는 것도 먹고 오자.
ヒエ:行っておいしいものも食べて来よう。
例文2
민종:어제 여자친구와 데이트를 했는데 제가 각자 계산하자고 해서 여자친구의 반감을 샀습니다.
ミンジョン: 昨日彼女とデートしたんですけど私が割り勘しようと言って彼女の反感を買ってしまいました。
희애:그랬구나…민종씨가 계산하지 그랬어?
ヒエ:そうだったんだ…ミンジョンさんが払えばよかったのに。
민종:그러게 말입니다.
ミンジョン:そうでしたよね。
ものを買う
ものを買う「뽑다」
自動販売機で物を買う場合には「사다」の代わりに「뽑다」という表現を使います。
では、その実際の例を見てみましょう。
例文
희애:미애야, 목 마른데 음료수 뽑아서 마실까?
ヒエ:ミエちゃん、のど乾いたけど飲み物買って飲もうか?
미애:응, 나도 목 말라.
ミエ:うん、私ものど乾いた。
희애:이런 곳에 자판기가 있네, 처음 봤어.
ヒエ:こんなところに自動販売機があるんだね。初めて見た。
미애:그러게 말이야.
ミエ:そうだね。
切符を買う
切符を買う「끊다」
電車やバスの切符、映画の切符を買うときには「끊다」という表現を使います。
これは半券をちぎったりパンチを入れたりするイメージから「끊다(切る)」という表現が使われるようになったようです。
では、その実際の例を見てみましょう。
例文
희애:미애야, 오늘 저녁 영화 어때? 내가 표 끊어 놨어. 지금 인기있는 명량으로.
ヒエ:ミエちゃん、今日の夜映画どう?私が切符買っておいたの。今人気の「명량」で。
미애; 좋지~ 몇 시야?
ミエ:いいね~何時?
희애; 저녁 7시야. 가기 전에 저녁 먹고 영화보러 갈래?
ヒエ:夜7時。行く前に夕飯食べて映画見に行こうか?
미애; 응, 그럼 저녁은 내가 살게.
ミエ:うん、じゃ夕飯は私がおごるよ。
いかがでしたか。
「買う」という表現は何を買うかによっては異なる表現を使うことになります。
この点気を付けながらいろいろな表現を使ってみてください。
では、また次回お会いしましょう。