愛と平和のシンボル:魅力的なろうそくの火と韓国文化

  1. 韓国歴史・文化

弱い風にもすぐに消えてしまいそうなろうそくの火が、21世紀の今も人々の手から離れない理由はいったいなんなのでしょうか。

愛の告白から世界平和にも使われるろうそくの火が魅力的な理由に迫ります。

愛と平和のシンボル:ろうそくの火と韓国文化

ロウソクの火が象徴する物

特に愛を告白する時決まって登場するろうそくの火には、サイボーグのような女性の心をも一気に溶かしてしまう神秘的な力があります。

ろうそくの火は、自分の体を燃やして周囲を明るく照らすという点では犠牲を意味しまする。

また弱い風でも消えてしまうのに、何人かが集まれば全世界を光で満たすという点では結集を意味します。

さらに闇の中でも光を失わず、明け方を待つ炎という点では夢と祈りを意味します。

そのため、ろうそくの火は女性の心を溶かす道具であるだけでなく、非暴力平和デモのための道具としても使われるようになりました。

キャンドル集会

1968年、アメリカでベトナム戦争に反対する反戦デモのひとつとして、マーティン・ルーサー・キング牧師等、反戦運動家たちによる非暴力の平和デモであるキャンドル集会が始まりました。

韓国では2002年、「ホソン・ミソン事件」(同じ町に住む友達だったホソンとミソンちゃんが、訓練中だった米軍装甲車の犠牲になった事件)の際にキャンドル集会が起こります。

以降、政治的、社会的問題が起きるたびに市民がろうそくの火をもって広場に集まるようになりました。。

それだけでなく、主婦にとってろうそくの火は焼き魚のにおいを消してくれるありがたい空気浄化剤でもあります。

ロウソクで心も溶かす?

このように、たくさんの用途で使われているろうそくの火が、韓国ドラマの中では愛の浄化剤の役割をしています。

いくら努力しても、溶けそうにない女性の心が、ろうそくの火の下でのたった一言の告白で、不思議なほどスーッと溶けてしうのです。

夜の韓国でキャンドルを持った人々の群衆。

ろうそくの火の秘密

ダイヤモンドとろうそく

このような神秘的なろうそくの火の力はどこから来るのでしょうか。

最近の科学者たちの研究論文によると、ろうそくの炎の中で数百万個のダイアモンドの粒子がつくられるそうです。

炎の中のダイアモンドは、想像しがたいほどの小さなナノレベルの粒子で存在しています。

このようにつくられたダイアモンド粒子は1秒あたり150万個に達したかと思うと、まばたきする間に消えてしまうそうです。

ろうそくと愛の表現

知人の中に、ろうそくの火を使ってプロポーズし、結婚生活20年になる今まで、奥様の誕生日にはろうそくの火をともしてあげる人がいます。

その人はプロポーズをする時、妻が眠る窓の下で、道の両側にろうそくの火をともし、ギターをひきながらプロポーズ・ソングを歌いました。

妻の誕生日にはふたりの息子と一緒に居間で100個のろうそくの火をともしてサプライズ・パーティーを準備するそうですよ。

結婚生活20年が過ぎた今も新婚夫婦のような愛を維持しているその人の愛の法には、20年間片時も離れずに同伴した「ろうそくの火」があったのです。

ろうそくの火の下ですべてのものが美しい理由

蛍光灯の下ではすべてのものが赤裸々に映し出されてしまいます。

しかし、ろうそくの火の下ではすべてのものが美しいですね

人生がドラマのように感動的でない時も、ろうそくの火の下ではドラマチックに見えるのは、1秒あたり150万個のダイアモンドの粒子が、我々の疲れた人生を慰め、包んでくれているからでしょう。

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