JYP・SM・YGエンターテイメント練習生の特徴を解説!K-POPアイドルの養成方法

    1. 韓国語ドラマ・アイドル

    2010年代、韓国の3大芸能プロダクションであるSMYGJYPの歌手養成番組「サバイバルオーディション K-POPスター」がSBSで放送され人気を博しました。

    実際にどんな物なのかを見てみましょう。

    JYP・SM・YGエンターテイメント練習生の特徴を解説!K-POPアイドルの養成方法

    芸能界の歌手養成

    審査委員のパク・チニョンヤン・ヒョンソクはそれぞれJYPエンターテインメント、YGエンターテインメントのCEOです。

    彼らのひと言ひと言が、自社のトレーニングの特性を表していて、SMエンターテインメントもBoAを通して自社のスター発掘及び開発システムを公開しています

    この3つの会社で発掘され、養成されたアイドル歌手たちは、韓国国内はもちろん、海外でも活発な活動を行っています。

    最近では、「サバイバルオーディション K-POPスター」でSMYGJYPのスター養成システムが一部公開され、話題を集めました。

    ワンダーガールズ2AM2PM等が所属しているJYPエンターテインメントの代表、パク・チニョンは、1994年にデビューし、これまで音楽チャートで1位になった曲だけでも47曲というベテランの歌手兼プロデューサーです。

    このような膨大なノウハウをマニュアルとして集大成したのがJYP社のスター養成システムなんですよ。

    基本をしっかり固めるJYP社

    JYP社では、基本の才能成長の可能性を重視します。

    今すぐに実力を十分発揮できなくても、真面目であればOKをだします。

    また、JYP社では、練習生も所属歌手も、一般の会社員のような規則的な生活をさせているようです。

    毎朝、起きて30分間のストレッチと30分の発声練習をします。

    また、パク・チニョンは、練習室で完璧に習得して、実際の舞台では楽しめる水準にならなくてはだめだと言います。

    個性派重視のYG社

    ビックバンセブン2NE1Gummy(ゴミ)、TABRO(タブロ)、PSY(サイ)が所属しているYGエンターテインメント代表のヤン・ヒョンソクは、才能個性を重視します。

    ひとりひとりが持っている個性と創意力を生かし、際立たせることに力を注ぐスタイルです。

    ヤン・ヒョンソクが引き出そうとする参加者の個性や才能は、舞台の上でカリスマとして現れます。

    ストリートカルチャーが特徴

    舞台を掌握する力は、歌手の歌唱力であれ、表情であれ、ダンスの動きであれ、総体的に迫ってくる魅力ですね

    ビックバンがダンスと衣装でストリート感覚を強く打ち出し、自由奔放なイメージを形にしたのも、ビックバンならではの魅力を引き出したのです。

    ビックバンの「ストリートカルチャー」の雰囲気は、アイドルの機械的な姿から完全に抜け出させる象徴的なコードといえます。

    これは、YG社が、型にはまった優等生とは一線を画す個性派スターを求めていることを意味しています。

    多彩な魅力を引き出すSM社

    東方神起少女時代、またSuper JuniorSHINeeなどが所属しているSM社では、人柄と可能性、潜在能力、スター性、実力などを総合的に見ます。

    エンターテイナーを養成

    1対1のマンツーマントレーニングを行っているのも特徴ですね。

    ひとりひとりの才能や長所と短所、レベル等を総合的に考慮し、各自に合ったレッスンを行って、実力を向上させます。

    また、ひとつの分野にとらわれず、歌、ダンス、演技等、多様に構成されたカリキュラムでエンターテイナーとしての顔を備えるようトレーニングします。

    グローバルな活動も念頭におき、語学の学習も並行して徹底的に行います。

    SM社はこのようなトレーニングシステムに対し、確固たる自信をもっているようです。

    これによって築かれるSM社の歌手のイメージは、名門貴族の子息たちといったイメージがあります。

    作曲家も所属

    SM社所属歌手らの音楽をつくりだす作曲家ユ・ヨンジンも通勤する会社員のようですね。

    午前9時に出勤し、5時に退社する作曲家です。

    だから、作曲家としては寿命が非常に長いんです。

    SM社は、練習生や所属歌手の人柄を非常に強調します。

    人柄が大切

    アメリカの地上波CBSの看板トークショー「デイヴィッド・レターマンショー」にも出演した少女時代のメンバーに、「成功した要因は何か」という質問しました。

    すると一様に「他のメンバーたちがみな同じように上手だったので成功した」と答えました。

    このようなトップのガールズ集団で嫉妬やトラブルなくチームを維持しようと思うなら、人柄が非常に重要だということでしょう。

    *参考記事:헤럴드생생ニュース2012/2.4(서병기 선임기자)

    大勢の人々の前での韓国のマイク。

    練習生 K-POPスターになるまで

    2003年の冬のソナタ以来、日本に旋風を巻き起こしてきた韓流ブーム。

    K-POP人気はまだまだ衰える気配はありません。

    世界に輸出される韓国文化

    韓国の歌手が日本市場を目指す理由は何でしょう。日本はアメリカに次ぐ世界第2に大きい市場で韓国の35倍の規模だと言われています。

    日本同様に資源の少ない韓国は輸出産業の国として成り立っていますがやはりそれには限界があり、国をあげてアーティストが取り上げられ

    韓国文化コンテンツとして世界に送り出されているのです。

    韓国芸能界のオーディション

    韓国の歌手の凄さはやはりその歌唱力と踊りの完成さに見られるのではないかと思いますが、日本のようにオーディションに合格するとすぐにデビューが約束されているのではないようです。

    そんな韓国ならではの厳しい芸能界への道のりを覗いてみましょう。

    何年か前から韓国では『スーパースターK』『Kポップスター』に代表されるようなオーディション番組に人気が集中しています。倍率は5000倍を超えると言われており、今では韓国内にとどまらず日本、アメリカ、ヨーロッパへと舞台は世界中で見ることが出来るんですよ。

     

    晴れてオーディションで勝利を手にしても韓国ではここからが勝負。

    練習生として事務所に所属し、多くは寮生活を送りながら日曜日を除く毎日昼12時から午後11時まで歌、踊り、演技を基本に第二外国語、放送世界における礼儀、人格教育までみっちり、

    それがデビューするまで続くそうです。

    下積み期間

    デビューまでの期間は個人によってまちまちで日本のK-POP人気のきっかけである東方神起のユンホで3年、チャンミン2.5年、ジェジュン2年、少女時代のユナで5.5年。

    長くて有名な2AMのジョグォンで8年の下積み時代を経験しているようです。

    この長い下積み時代を経ているからこそ、実力を感じさせるプロの歌手が誕生するんですね。

    デビューできるか分からない不安を抱えながらの下積み時代。

    才能ではなく努力がものを言う世界でもあります。

    では今日の会話です。

    会話

    제희: 가수가 되고 싶은데 엄마가 반대해서 짜증나.

    태희: 허락을 받을 수 없으면 포기할 수 밖에 없겠네.

    제희: 포기하기 삻어.너는 가족들 도움을 받고 오디션을 볼수 있어서

          부러워 죽겠어.

    태희: 사실은 엄마가 비웃을까봐 말안하고 있어.

    제희: 그렇구나.

     

    짜증(이)나다(ジャジュンナダ)むかつく。

    よく使いますね。

     

    부러워 죽겠어(プロウォ チュッケッソ)死ぬほど羨ましい。

    ~죽겠어という表現も良く出てきますね。

    짜증나 죽겠어で死ぬほどむかつく~と使います。

     

    비웃다(ピウッタ)ある人やその人の行動を見てあざ笑う意味です。

     

    ~까봐 動詞や形容詞の後に~을 까봐という形でつなげ、

    その言葉の意味する状況になりそうで心配したり、恐れたりする様子を表す言葉です。

    오늘 추울까봐 하루 종일 집에 있었어. 今日は寒いと思ったので一日中家にいた。

    지진이 일어날까봐 생각하면 무서워 죽겠어. 地震が起きるかと考えたら死ぬほど怖い。

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    和訳

    ジェヒ:歌手になりたいのにお母さんが反対するからむかつく。

    テヒ:許してくれなければ諦めるしかないよね。

    ジェヒ:諦めるのはいやだわ。あなたは家族の援助を受けてオーディションを受けることが死ぬほど羨ましいわ。

    テヒ:実はお母さんがあざ笑うかと話すこともできないでいるのよ。

    ジェヒ:そうなのか。

    추사랑(チュサラン)ちゃん

    最近韓国で有名な日本人は誰か知っていますか。

    答えは추사랑(チュサラン)ちゃん。

    在日4世で総合格闘家である秋山成勲(あきやまよしひろ)とモデルのSHIHOの間に産まれた子どもです。

     

    秋山成勲(韓国名は추성훈(チュソンフン))は、日本で育ったのだけれど自分は韓国人であると考え、国籍も変えることなく格闘家として韓国の代表になろうと海を渡りました。

    しかし在日という差別の壁に阻まれて韓国代表はあきらめざるを得ず、日本の代表として国際大会に出場。

    決勝戦で韓国人と対戦し優勝したという男らしい歴史の持ち主なのです。

    結局は日本国籍を取得することになったけれど、そういった過去があるため韓国人からはとても人気のある選手です。

    愛嬌のある姿

    そんな筋肉隆々のパパと愛らしいサランちゃん、

    また美人のSHIHO家族の模様が毎週のお茶の間でのテレビ番組『スーパーマンが帰ってきた』で放映されていましたが、サランちゃんの愛嬌のある姿、行動が爆発的な人気を集め、

    テレビ、コマーシャルにと引っ張りだこ。

    サランちゃんみたいな娘がいれば幸せだ!なんて言葉もでるほどの今や国民アイドルになっています。

    では今日の会話です。

    会話

    세영: 추사랑이 하는 짓 하나하나가 예뻐요.

     

    세윤: 그래 애교도 많고 어설픈 한국어가 더 귀여워 죽겠어.

     

    세영: 근데 벌써부터 여배우감이 나죠.

     

    세윤: 아빠 엄마가 둘 다 대단하니까 그렇게 될 것 같아요.

    とは、行動、しわざ、しぐさ、振る舞いという意味があります。

    뭐하는 짓이야?(ムォ ハヌン チッシヤ)何の真似だ? という言葉はドラマなどで何度も聞かれているのではないでしょうか。

    어설프다は、することがまだ身になじんでいなくて、粗雑なところがあるという意味です。

    この会話では、小さい子供が舌ったらずで話しているかわいい様子がうかがえます。

    は感じや考えという意味があります。

    この会話を直訳すると女優の感じがするですね。

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    和訳

    セヨン:チュサランはすること1つ1つが可愛いね。

    セユン:そうね。愛嬌も多いし、舌ったらずな韓国語がめちゃくちゃ可愛い。

    セヨン:で、すでにもう女優の風格があるよね。

    セユン:お父さん、お母さんが二人ともすごいから、そうなるかもしれないね。

     

    実際サランちゃんの韓国語は放送を重ねるにつれて語彙も増え韓国人をびっくりさせています。

    もちろん子供なので順応性があるのが一番の理由だと思いますが、やはり毎日少しずつでも韓国語に触れることが重要。

    リスニング学習法

    こどもが母国語を習得する時、まず周囲からたくさんの音を聞きます

    自然な言語生活の中で、様々な言葉をくり返し聞くことによって、その言語を内面化します。

    この過程において、こどもは初期の段階では言葉を話さない沈黙の期間をもちます。

    すなわち、言語によって反応を示すことはできないが、表情、身振り、手振り、アイコンタクトや笑顔等、身体的、物理的な変化を見せて反応します。

    そうするうちに言葉を話すようになります

    このような言語習得過程を見る時、リスニング能力は一定の沈黙期間を経て、くり返され、内面化された言語が言葉として表現化されるのだということが分かります。

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