韓国語の呼称は年齢によって変わりますが、年齢とは関係なく場所や関係、感情、状況によっても呼び方が変わることがあります。
レッスンの内容
呼び方の使い分け
【彼氏】
例えば彼氏を呼ぶ時、名前で呼ぶよりも、’오빠!’ ‘자기야!’という呼び方をします。
‘오빠!’ という呼び方には、より親密で頼りたい、頼もしいというニュアンスがあります。
‘자기야‘は「ダーリン」という「私だけの人」という特別で愛らしいニュアンスが込められています。
しかし、愛情が冷めると、’오빠!”자기야!’が -> ‘야!’ または ‘이 창민!’ へと突然、呼び方が変わります。
‘야!’ または ‘이 창민!’のように名字と名前を一緒に呼ぶのは、親が子供を叱る時やけんかする時によく使われますが、非常に固くて冷たい感じがする呼び方です。
【親しい関係】
一方、’창민아!’ ‘유노야!’のように、名字を省略した名前に’아‘または’야‘をつけると、親近感のあるとても温かい感じがします。
ですから、親しい友人や家族を呼ぶ時に使います。(~아: パッチムがある語尾に / ~야: パッチムがない語尾に)
【フォーマル】
‘이창민 씨!”김유노 씨!’のように、名字と名前に’씨‘をつけて呼ぶ呼び方は、普通会社等の公的な場所で使います。
ですから、フォーマルで非常に業務的な感じがします。
【親しい同僚】
しかし、会社でも親しい同僚同士は、’창민 씨!”유노 씨!’のように、名前に’씨‘をつけて呼びます。
この呼び方は多少フォーマルで業務的な感じもしますが、「同僚」「一つのチーム」という温かみがあります。
まだ言葉をくだけた言葉に変えてはいないけれども、親近感を感じている同年齢や年下の人を呼ぶ時に使います。(自分より年上の人には絶対に使ってはいけません)
【第3者】
そして、’창민이가‘ ‘유노가‘といった呼称もありますが、これは相手と直接対話する時に使う呼び方ではなく、第3者の話をする時に、
“창민이가 너 좋아한대“(チャンミンがあなたを好きなんだって)
“유노가 어제 군대에 갔어“(ユノが昨日軍隊に入ったって)
のように使います。
名前の呼び方例
最近の恋人を呼ぶ時の呼び方
‘오빠‘ ‘자기야‘ ‘애기야‘のような呼び方ではなく、「…아(야)~」のように二人だけのIDでお互いを呼ぶカップルも増えているようです。
[二人だけのカップルID例]
여보(おまえ) 슈렉(シュレック) 초코(チョコ) 뿡뿡이(プンプンおならをする人) 강아지(子犬) 별님(お星さま) 알콩
달콤 마누라(かみさん) |
자기(ダーリン) 피오나(フィオナ) 딸기(いちご) 뽕순이(プンと可愛くおならをする人) 고양이(猫) 달님(お月さま) 달콩(新婚さんが仲睦まじく暮らす様子を알콩달콩という) 새콤(새콤달콤は甘酸っぱいという意味) 서방(旦那) |