風、海、山、黒豚、菜の花、トルハルバン(돌하루방)、方言、など。
これら特徴は、韓国人なら誰もが제주도(済州道:チェジュド)を思い出すでしょう。
レッスンの内容
済州道は韓国の沖縄?
ところで私は、済州道が日本でいう沖縄のような島だと思います。
エメラルドのように光る海、壮大な自然、他では味わえない美味しい食べ物、新婚旅行の地としても愛されているところや誰もが行きたいと思う観光地、絶対聞き取れない不思議な方言……。
このように、제주도(済州道:チェジュド)と沖縄は似ている部分が多いからです。
今回は、数え切れないほどの魅力を持つ、韓国で一番大きい島、済州道を紹介したいと思います!
漢拏山
제주도(済州道:チェジュド)の真ん中には、한라산(漢拏山:ハンラサン)があります。
済州道の백록담(ペンノクタム:白鹿潭)
高さ1,950mのこの山は、海抜高度によって高山植物の生息がハッキリ分かれています。このことから、天然記念物にも指定されている、韓国を代表する山の一つです。
約2万年前までは活動をしていました。その頂上には噴火口があって、今は火口湖となっています。
백록담(ペンノクタム:白鹿潭)という名前がついていて、その由来には、昔の仙人たちがここで白い鹿に水を飲ませたという伝説からつけられました。
天気に恵まれれば頂上まで歩いて登山できるコースもあり、白鹿潭を見ることができます。済州道の観光コースでは絶対欠かせない場所になっています。
済州道の象徴・トルハルバン
そして、제주도(済州道:チェジュド)の象徴とも言えるのが、돌하르방(トルハルバン)です。
돌하르방
돌하르방(トルハルバン)とはお爺さんという意味の済州道の方言です。地域によってその姿は少し違ったりもしますが、共通的な特徴として、
・大きい目と鼻
・閉じた口
・冬用の韓国伝統の帽子
・顔にはほのかな笑みを浮かべているようにも見える表情
・両手をお腹に乗せている
などが挙げられます。昔はお城の外に守護神として立てられていました。
最近はトルハルバンの鼻を触ると息子を産むという話が広まって、観光客がみんなで鼻を触る不思議な光景が見られたりもします。
名産物・黒豚
さて、美味しい食事も旅には欠かせないですね!
済州道で、は흑돼지(黒豚:フクドェジ)がとても有名です。
흑돼지(黒豚:フクドェジ)
フクドェジは在来豚の一種で、身体の全体を黒い毛で覆っているので흑돼지(黒豚:フクドェジ)と呼びます。
済州道の人たちの唯一の肉の食材として定着してきましが、現在は韓国人がこれを食べに済州道へ行くと言うほど広く愛されています。
黒豚は成長速度が遅いため、肉質が良く臭みもないので、あっさりした味が絶品です。専門店が並ぶ街も作られるほどその人気はどんどん高くなっています。
代表的な食べ方として、そのまま焼いて焼肉にして食べます。最近ではしゃぶしゃぶで食べられるお店も増えています。
韓国自慢の自慢の済州道
さて、いかがだったでしょうか
済州道には、ここで紹介し切れなかった魅力がたくさんあります。散歩コースやレジャー施設、滝、洞窟などなど。
海外に決して負けないと韓国人が胸を張って言える自慢の済州道。ぜひ一度足を運んでみてください!